ヴァレオジャパン苅田工場 高性能なサーマルマネージメントシステムを生産
2022 年、ヴァレオは、日本のカーメーカーにとって重要な拠点となっている福岡県に新工場を開設し、日本でのプレゼンスをさらに強化しました。
新しい苅田工場は、ヴァレオサーマルシステムに所属し、高性能なアクティブ グリル シャッターとカーエアコンシステム (HVAC) を生産しています。
「新しい苅田工場は、日本のカーメーカーへのコミットメントであり、この地域で成長するというヴァレオの決意表明です」とシニア・サイト・ジェネラル・マネージャーの村瀬 一教は語ります。
全国に13カ所の生産拠点と7カ所のR&D センターを構えるヴァレオは、日本のカーメーカー各社に、サーマルシステム、パワートレイン、コンフォート&ドライビングアシスタンス、ビジビリティとアフターマーケットの全製品群とサービスを提供しています。
車両の暖房や冷房を改善し、車室内を快適な温度に保つなど、苅田工場が製造するアクティブ グリル シャッターと カーエアコンシステムは、車のエネルギー効率と快適性に重要や役割を果たしています。
苅田工場は、2023年2月に「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に認定されました。 福岡県、北九州市、福岡市の3自治体が運営するこの枠組みは、アジアにおけるグリーンイノベーションの新たな創造をさらに促進することを目的としており、苅田工場は環境に配慮した自動車の開発・生産を行う事業者として認定されました。
カーエアコンシステムの世界的リーダーであるヴァレオは、あらゆる分野で画期的なソリューションを提供する先駆者として認められています。苅田工場で生産される HVAC システムは、革新的な設計と材料によって、ユニットを軽量化し、エネルギー効率を高めることで、CO2排出量を削減します。 この工場で生産された カーエアコンシステムの 80% 近くに再生プラスチックが使用されています。
ヴァレオのアクティブ グリル シャッターも、車両のサーマルマネージメントとエネルギー効率にとって重要な要素です。 アクティブ グリル シャッターは空気の流れを制御・調整して、車両の空力特性と熱性能を改善し、エネルギー効率を大幅に改善します。
「このフロントエンドのアクティブ グリル シャッターは、ヴァレオのエアコンシステムとともに、暑い季節には車両の冷却を最適化し、寒い季節にはエンジンのウォームアップ時間を半分に短縮するのに役立ちます」とシニア・プロジェクト・マネージャーのホァン・ ハイランは語ります。「これらの技術は、CO2排出量を削減し、よりクリーンなモビリティに向けて大きな差をもたらします。」
サーマルシステム・アジア R&Dダイレクターの尾身 浩徳は、「ヴァレオはその革新的な製品と技術により、さらに大きな使命を担っていきます」と付け加えました。